ル・マンジュ・トゥー Le Mange-Tout

フレンチの伝統的技術やレシピを伝承しながらも今の時代を感じられる料理を目指し、見た目だけの飾りなどはすべて取り去った皿の上は至ってシンプル。コック帽もコックコートも嫌い黒のTシャツとデニムで溌溂と厨房で腕を振るう姿は、経験豊富な重鎮でありながら若さと爽やかさに溢れている。時流にも敏感であり分子ガストロノミーも低温調理もいち早く取り入れながらも、軸のぶれない「谷のフレンチ」を作り続けている。

  • ゴーミヨ2018 15/20 3トック
  • ゴーミヨ2017 15/20 3トック
  • ミシュランガイド東京2018 二つ星
  • ミシュランガイド東京2017 二つ星
  • シェフ 谷 昇
  • 住所 東京都新宿区納戸町22
  • 電話 03-3268-5911
東京レストランのおすすめするドレスコード

トラッドな服装か、スマートカジュアルであれば問題なし。長くシェフを支えてきた常連の富裕層のお客様がいらっしゃいます。
男性はジャケット着用はしていたほうが良いですが、ジャケットであれば大丈夫でしょう。

店内が狭い上に、メインダイニングは二階ですので、大きなカバンなどは置くところがありません。神楽坂から少し離れた静かな住宅街にあり、本当にすぐ隣も裏も普通のお家です。往来では静かにしましょう。

営業時間の変更

特になし。

シェフの紹介

1952年8月4日生 東京都出身
調理師学校在学中から六本木の「イル・ド・フランス」で働きフレンチの世界に入る。

1976年
パリからフランス国内を隈なくまわる。
帰国後、都内の店でさらなる経験を積む。

1989年
アルザスの3つ星レストラン「クロコディル」セクションシェフや2つ星レストラン「シリンガー」などで修行をする。
帰国後、六本木の「オー・シザーブル」などでシェフを務める。

1994年
ル・マンジュ・トゥー」をオープン。

2003年
柴田書店より「素描するフランス料理」を出版。著書多数。

2006年
「ル・マンジュ・トゥー」改装オープン。

ご本人も著書でもお店でも仰っている通り、一代限りの才能ということで自由奔放にやっていらっしゃいます。
誠に納得なのですが、超一流のスポーツ選手の子供や弟子が師と同じようなトップアスリートになるかどうかは才能以外の
ところの問題であり、天才シェフの弟子が成功するかどうかもまた、才能以外のところであるということですね。
もちろん、才能がある、ということが前提条件ではありますが。

ということで、このシェフの料理はこの人一代で終わってしまいますので、レストラン選びの優先順位は高いところに
おいておいた方がいいと思います。

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