2017年出色の新規開店レストラン。スペイン バスク地方にある三つ星シェフ エネコ・アチャ・アスルメンディ（Eneko Atxa Amerindian）が2017年9月に六本木にオープンさせたニュースタイルのバスクレストラン。シェフ エネコの経歴は後で書きますが、現代バスク料理のニュースターであり最高峰。今後、ワールドワイドにガストロノミーで世界の地図を書き換える可能性を秘めたシェフ。
『世界が愛した料理人』YEBISU GARDEN CINEMAで 2018年9月22日より公開
追加情報
●ドキュメンタリー映画『世界が愛した料理人』で エネコ東京監修のエネコ・アチャが 本店「アスルメンディ」（農園とレストランが隣接する独特の環境の中）で、料理を極めることに命を懸ける彼は、最高の料理に必要なもの、料理に込めるべき魂とは何かを求めるため、東京・銀座にある「すきやばし次郎」の主人、小野二郎に会いに行く旅に出た…。サンパウ、ジョエル・ロブションなど世界的な名店の創作の秘密も紐解きながら、エネコが目指す究極の料理の姿が次第に明らかになる。
ミシュラン三ツ星レストランが続々登場「アスルメンディ」「ラサルテ」「サンパウ」「龍吟」「ジョエル・ロブション」「すきやばし次郎」
●2108年2月3日から2月7日までスペイン三ツ星シェフ エネコ・アチャ・アスルメンディ来日決定
エネコ東京には2108年2月3日ディナーから2月7日ランチまでレストランに出るそうです。
せっかく、この機会だからエネコ東京に行ってるのもよいかも。
そう言えば2月4日のウエディングの料理相談会の予約がまだ空いているみたい。ってことは、世界の三ツ星シェフと直接ウエディングのお料理相談ができるかも！
新規開店の時期がたぶん調査可能な時期ギリギリだったと思うけど、評価対象にしてよく調査に行ったなぁと思う。ただ、残念なのがゴ・エ・ミヨ東京・北陸・瀬戸内2018のレストラン紹介文の褒め具合と点数がちょっとアンバランスな事。あの照会文なら17/20 ４トックくらいの評価でもよいと思うのだが。なんにせよ、いち早く才能を見出し紹介することもゴーミヨの役割なので新規開業初年度からきちんと調査されたのはよい事です。
照会文が気になる方はAmazonでぽちっとして読んでみてください。
ゴ・エ・ミヨ東京・北陸・瀬戸内2018 (Gault&Millau)をAmazonで注文
当初、ビルバオの「Eneko」やenekoブランド海外一号店 ロンド「Eneko at One Aldwych」と同様、Amerindianのカジュアルレストランとして出店予定だったが、日本側シェフ達が想像以上に優秀だったため、Amerindianに近いメニュー構成で運営。基本的にはAmerindianの人気メニューが中心。
とはいうものの、バスクののAmerindianではシェフが30名くらいるのに対して、エネコ東京は6名で切り盛りしているので混んでいく一方のレストランの状況を考えると大変そうだな。建物自体は内田繁＋スタジオ80が手がけ、エネコ東京オープンに際してリノベーションされている。
- ゴーミヨ2018 15/20 3トック
- シェフ 磯島 仁
- 住所 東京都港区 西麻布3-16-28TOKI-ON西麻布
- 電話 03-3475-4122
東京レストランのおすすめするドレスコード
カジュアルをちょっとおしゃれにしているくらいでも大丈夫。中にはばっちり気合の入っている人もいるけれども、それはたいていはウエディングの下見などで来ている人。純粋にENEKOの料理を楽しみに来ているひとは、ENEKO本体のテーマでもある「自然であること」に則って、こなれた感じの服装で楽しんでいます。
もし、テーマみたいなものがあるとすれば、「ピクニック」かな。エレガントなピクニックをイメージしてくれれば、おのずと洋服選びは決まると思います。
変更事項
ウエディングのある時はお休みなので、ウエディングシーズンなどは厳しいかも。六月とかかね。まだ始まったばかりなんで、知らんけど。逆に、素敵なウエディング会場なので、そーゆー予定がある人は下見も兼ねていくと良いかも。お値段は昼も夜もこなれてて、この辺も背伸びしない感じで好印象。今のところ、お得なプランとかはないので、本サイトからの予約が一番確実。>>>ENEKOTOKYO
シェフの紹介
シェフ 磯島 仁
クイーンアリス 石鍋シェフのもとで15年働く。クイーンアリスが（株）プリオコーポレーション（ウェディングの運営）の運営に移行したに伴い移籍。以後、日比谷パレスなどの料理長を歴任。
2017年
エネコ東京（プリオコーポレーション運営）の総支配人 兼 総料理長 就任。
ENEKO本体のシェフ紹介
シェフ エネコ・アチャ・アスルメンディ（Eneko Atxa Azurmendi）
1977年バスク地方生まれ
2000年25歳の時、第３回スペイン若手料理人選手権優勝
2005年革新的な料理技術を称えるバスク料理界のピルピル賞ノミネート
2006年国際的な料理学会であるマドリード・フュージョン新進気鋭レストラン部門ノミネート
2007年エウスカディ賞のレストラン部門受賞
Azurmendi 一つ星獲得
2008年ガリシア・ガストロノミー会議で健康料理賞受賞
2010年Azurmendi 二つ星獲得
2012年Azurmendi 三つ星獲得 ＊6年連続獲得中
2016年Top 100+ European Restaurants 2016第2位
2017年THE WORLD’S 50 BEST RESTAURANTS第38位 第1位
elite traveler Top 100 Restrants in the World
2018年Azurmendi MICHELIN GUIDE SPAIN ＆ PORTUGAL三つ星
eneko MICHELIN GUIDE SPAIN ＆ PORTUGAL一つ星獲得
鳴り物入りも鳴り物入り。やっと東京に来たか……とホッとしました。
こんなに世界をドンガラ言わせながらガストロノミーを引っ掻き回している人物は、巨星ジョエル・ロブション以来だと思う。自然に忠実、自分の故郷に忠実（テロワール）、食に忠実の厳然たる基礎の上に、規格外の芸術性が皿ほからこぼれ出ている。
考え方も「あるべき当然の姿」だけを追求し続ける筋金入りの気骨と哲学があるのに性格が素直なので、日々、才能がダダ漏れしているため、彼にとっては普通のものを作ってもちゃんと個性的な作品として仕上がっちゃうのであった。こういう人が、我々からロブションを忘れさせてくれ、新しいレストランとガストロノミーの世界に次元シフトさせるのだと思う。すでに、ガストロノミーの世界観はこの人を中心に回り始めていると言っても過言ではないと思う。
とりあえず、レストランに行くならば、2018年前半で絶対に、行くべき店。ちなみにENEKOのおじちゃんがやってるワイン農園からの太いパイプでつながったワインが来るので、内容に比較して手ごろな値段でかなり本格的なワインが楽しめる。
一階部分にはバスク・バルがあり、そっちは予約なしで行ってもOK。ここもなかなか、ちょっと日本では見たことのない独特なヨーロッパな空気が流れてて、良いと思う。
©2017レストラン東京.tokyo
このサイトについて
