ゴ・エ・ミヨ 2019 (Gault&Millau) 東京 高評価レストラン一覧 19/20~17/20
◇19/20 5トック(ミシュラン三つ星相当)
・カンテサンス フレンチ 品川・田町・五反田(±0)☆☆☆
・日本料理 龍吟 日本料理 六本木・麻布・広尾 (±0)☆☆☆
・エスキス フレンチ 銀座・日比谷・有楽町 (+1)☆☆
・赤坂 松川 日本料理 赤坂・永田町・虎ノ門 (+0.5)
・ロオジエ フレンチ 銀座・日比谷・有楽町 (+0.5)☆☆☆(昇格)
・菊乃井本店 日本料理 京都府・東山区 (初)☆☆☆
・未在 日本料理 京都府・東山区 (初)☆☆☆
ミシュラン東京2019の三つ星は以下の13軒。
・すきやばし次郎 本店(寿司)
・鮨 さいとう(寿司)
・鮨 よしたけ(寿司)
・麻布 幸村(日本料理)
・神楽坂 石かわ(日本料理)
・かんだ(日本料理)
・虎白(日本料理)
・まき村(日本料理)
・龍吟(日本料理)
・臼杵ふぐ 山田屋(ふぐ)
・カンテサンス(フランス料理)
・ジョエル・ロブション(フランス料理)
・ロオジエ(フランス料理)
”ロオジエが三つ星に返り咲くかどうかこの数年微妙な状態が続いているけど、ゴーミヨも同じように微妙は点数で4トック。ジャック・ボリーさんがフランスに帰国したことで大きな変化が起こるのか否か。オリビエシェフの個性を出し切りにくい感じがやっぱりなんとなく有った気がするが、そこがよいほうに転んでくれるといいな。”
と昨年書きましたが、ロオジエがミシュラン2019東京では二つ星から三ツ星に復活しましたが、これに関しては意見の分かれるところでもあります。もちろん、サービス、ソムリエともに高い水準にありますしシェフももちろん年々よくはなっています。2018から何が変わったかと言えば料理もその他も大きく変わった気はしないのですが、ま、妥当に考えればリニューアルオープン時は様子見で二つ星、状況を見て三つ星に復活なんでしょう。もう少しうがった見方をすればロブションが亡くなったこと、ジャック・ボリーさんがフランスに帰国したことなども影響があるのかと思います。発刊時期などの違いもあり、ミシュランンはロブション三つ星維持、ゴ・エ・ミヨ18/20(-1)4トック二つ星相当、ロオジエ三つ星昇格、ゴ・エ・ミヨ19/20(+0.5)5トック(三つ星相当)と明暗が分かれました。
ミシュランも、ゴ・エ・ミヨも三つ星、19/20でロブションが日本のフレンチの最高峰の扱いで来ていましたが、ポストロブションの時代はどう変化していくのかこれからの数年を見ていく必要があると思います。
新掲載の北海道、東海、兵庫は19/20(三つ星相当)は無し。京都は菊乃井本店、未在が19/20です。うーん、ま、未在はわかる、菊乃井本店は個人的には18.5/20かな。どちらにしても京都に関しては掲載店舗が29軒と店舗数や京都のレベルから考えると圧倒的に少ないので、今年はお試しなのだろうと捉えています。同じことが北海道、東海、兵庫にも言えると思います。北陸が掲載店舗が増えたり、評価が安定してきていることを考えても、2年くらしないと評価の評価はしにくいとは思います。
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フレンチはゴ・エ・ミヨは今年もエスキス押し。料理の進化はしているとは思うけど、やっぱり、サービスの安定感とか、皿などまで含めた設えなど足りない部分があると思ううのだけど。それと、料理とデザートのマッチングが年々厳しくなってきている気がするのだけど。味の好みやなどの問題もあると思いますので、エスキスに関しては行って食べてみてください、にしておきます。
ゴ・エ・ミヨの評価全体に対してもいろいろ思うところは有りますが、それは別項目で書こうと思います。
引き続き高評価店舗。
◇18.5/20 4トック(ミシュラン二つ星相当)
・神楽坂 石かわ 日本料理 飯田橋・神楽坂・四ツ谷 (-0.5)☆☆☆
・虎白 日本料理 飯田橋・神楽坂・四ツ谷 (-0.5)☆☆☆
・日本料理かんだ 日本料理 六本木・麻布・広尾 (-0.5)☆☆☆
ゴ・エ・ミヨの方では日本料理で三つ星常連の神楽坂 石かわ(日本料理)、かんだ(日本料理)と虎白(日本料理)が19/20から18.5/20と若干評価が下がりました。0.5なんですけどねぇ。こうした調査の常道として評価項目に点数を付けていくので、20点満点で評価はしていないのでゴ・エ・ミヨはたぶん200点満点での評価でしょう。その中の5点、、、小さいようで大きな評価の違いなので、日本料理3軒は何がマイナスだったのか?料理の進化の度合いか、料理とワイン、酒のペアリングの問題か、サービススタッフの交代か、いくつか要因は考えられますが、行ってみないとわからない部分もあるので確認が必要です。
◇18/20 4トック(ミシュラン二つ星相当)
・ジョエル・ロブション フレンチ 恵比寿・代官山・中目黒(-1)☆☆☆
・すきやばし次郎 寿司銀座・日比谷・有楽町 (+1) ☆☆☆
・鮨さいとう 寿司 六本木・麻布・広尾 (+1) ☆☆☆
・銀座 小十 日本料理 銀座・日比谷・有楽町 (+1)☆☆
・まき村 日本料理 品川区 (NEW)☆☆
・茶禅華 中国料理 港区南麻布 (NEW)☆☆
・飯田 日本料理 京都府中京区 (NEW)☆☆☆
飯田(京都)に関しては納得の評価じゃないかな。茶禅華に関してはちょっと持ち上げすぎかと思っているのですが、どうなのかな?中華、最近の表記だと中国料理としては面白いと思うけど、いわゆる中華の基本の味の部分が弱い気がしています。プレゼンテーションもどこか以前のフロリレージュの雰囲気がただよってるしなぁ。評判のティーペアリングにしてもたぶん台湾でお茶を仕入れているのだろうと思うのですが、最高品質とは言い難いしペアリグも平凡。な、気がしてるのですが。
まき村に関してはやっと調査に行ったようですね、妥当な評価だと思います。
ミシュランでは掲載拒否の京味19/20、紹介制なので掲載の無い もりかわ18.5/20 このどちらもが2019年版ではゴ・エ・ミヨも不掲載。うーん、この辺がゴ・エ・ミヨがまだ掲載基準が安定しない部分かな。現実にどちらの店も掲載に適さないレベルの味になってはいないと思う。京味は二年連続で掲載され、もりかわは2018年版で初掲載したのにもかかわらず年は不掲載。この辺はどう考えればいいのか、かなり悩ましいい。京味は2年連続で掲載していたのに掲載拒否?うーん、普通は良好な関係が続いていれば京味の西さんは急に掲載拒否はしないだろうと思うのだが、、、なんかゴ・エ・ミヨがなんかやらか?もりかわ に関しては今年から基準を変えて紹介制の店舗は掲載しなくなった?いや、他にも紹介制の店舗は載っているからそんなことはないなぁ。とすると?3年ゴ・エ・ミヨを見てきて掲載店舗に関して気になる事があるので、これも別項目で書きます。
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◇17.5/20 4トック(ミシュラン二つ星相当)
以下は後ほど更新します。
*カッコ内の+-はゴエミヨ2018からの点数の増減。
*NEWはゴエミヨ2019で新たに掲載。
*☆はミシュラン2019の評価(昇格はミシュラン2018評価からの昇格)
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